株式会社 愛和

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30代女性がアパート経営を始めるべき理由を解説!

アパート経営

女性の社会進出が著しい現代では、職場で活躍し、確固たる地位と実績を獲得している30代女性がたくさんいます。

その一方で、将来に対する不安や悩みを抱えている女性も少なくありません。

SBI生命が実施した意識調査では、30代女性の半数近くの人が「貯金がない」「もらえる年金の額」「十分な収入が得られなくなる」といったことに漠然とした不安を抱えていると回答しています。[注1]

そんな30代女性から、近年注目を集めているのがアパート経営です。

アパート経営=40~50代以降のミドル・シニア世代が行うものというイメージを持たれがちですが、実は30代女性こそ、アパート経営を真剣に検討すべき世代とされています。

今回は、30代女性がアパート経営を始めるべき理由やメリット、アパート経営を始める際のポイントと注意点について解説します。

[注1]SBI生命:SBI 生命、「将来の不安に対する意識」調査を実施 P2

資産形成ハードルが下がる&リスク回避しやすい!

30代女性がアパート経営を検討すべき理由は、他の年代に比べて資産形成のハードルが下がりやすく、かつリスクも回避しやすいためです。

そのほかにも、不動産投資を行うにあたってさまざまなメリットがあるため、アパート経営に興味・関心のある30代女性の方は、本格的に投資を検討されることをおすすめします。

ここでは、30代女性がアパート経営を始めるべき7つの理由を詳しく解説します。

理由1. 融資を受けやすい

アパート経営を始めるためには、まず投資用の物件を購入する必要があります。

そのためにはある程度まとまった資金が必要になるため、多くの投資家は金融機関でローンを組みますが、その際、所定の審査にパスしなければなりません。

審査基準は金融機関によって異なりますが、貸し倒れのリスクを避けるために、年齢や年収、勤続年数などが重視される傾向です。

多くの日本の企業は年功序列型の賃金制度を導入しています。

そのため、勤続年数が浅く、かつ給与も少ない20代では、融資の審査に通らない可能性があります。

その点、30代女性は大卒で入社した場合でも10年近いキャリアを築いており、収入の安定性は20代を大きく上回ります。

そのぶん、融資の審査をパスする確率も高くなり、アパート経営に適した物件を購入する資金を確保しやすくなります。

理由2. 預金より効率的に資産形成できる

投資経験のない方は、銀行などにお金を預けておくのが一般的ですが、超低金利の現代では、預金していてもわずか0.001%程度の利息しかつきません。

その点、アパート経営の利回りは最低で3%、理想は5%を目指すのが一般的となっているため、銀行預金よりも効率的に資産を形成することが可能です。

もちろん初期投資は必要ですが、預金金利との差を考えれば、長期運用するほどアパート経営の方が有利になります。

理由3. 手間をかけずに運用できる

30代になると会社でもそれなりの立場とキャリアを獲得しているため、仕事は多忙を極めるようになります。

株式やFXの場合、日頃からこまめに値動きをチェックしたり、株式市場が開いているうちに取引したりする必要があるため、仕事で忙しい方ほど満足な資産運用を行うのは難しいでしょう。

アパート経営の場合、信頼できる管理会社に依頼すれば、足繁く物件に通ったり、自らメンテナンスを行ったりする必要がないので、手間をかけずに資産運用できます。

本業に支障を来すリスクも少ないので、仕事をしながら資産運用したいという女性におすすめです。

理由4. 女性ならではの目線で物件を選べる

物件選びで注目するポイントは人それぞれですが、女性の場合、家事動線や水回りの設備、セキュリティなどを重視する傾向です。

女性オーナーなら、こうした女性目線で物件を選んだり、リフォームやリノベーションを行ったりして、より魅力的なアパートに仕上げることができます。

女性ならではのきめ細かな心配りが感じられる物件は、同性である女性はもちろん、男性からも好印象を抱かれやすく、アパート経営の最大リスクともいわれる空室リスクの低減につながります。

理由5. 長期運用でリスクを減らせる

アパート経営を成功させるためには、毎月の収入を確保しつつ、月々の支出をなるべく抑える必要があります。アパート経営ではいろいろな出費がありますが、なかでも多くの割合を占めるのが金融機関へのローン返済です。

ローンを組める期間は金融機関によって異なるほか、借り主の年齢なども考慮されるため、年齢が上がるほど長期ローンを組める確率は低くなります。

30代女性なら、定年退職を迎えるまで30年近い年月がありますので、「長期的に安定した収入を得られる人」と評価され、長期ローンを組める確率が比較的高いです。

同じ融資額でも、返済期間が長くなれば月々の返済負担が軽減されますので、毎月手元に残る金額を増やすことができます。

理由6. ライフステージの変化に対応しやすい

女性は結婚・出産などで生活環境が大幅に変化しやすい傾向にあります。

前述の通り、株式やFXなどは意外と手間がかかるため、家事や育児で忙しくなると、資産運用のための時間を十分に確保しにくくなります。

また、結婚・出産を機に退職した場合、それまであった収入がゼロになってしまうので、生活が厳しくなるかもしれません。

アパート経営なら、家事や育児が忙しくても運用することが可能です。さらに、家賃から不労所得を得られるため、退職しても安定した収入を確保することができます。

また、子供が生まれると将来の学費を捻出する必要がありますが、アパート経営から不労所得を得られれば、教育費や進学費の工面もぐっと楽になるでしょう。

理由7. 老後の資金づくりに適している

2019年に発表された金融庁の報告書が発端となり、物議を醸した「老後2,000万円問題」。

金融庁の報告書によると、高齢夫婦世帯の平均収入から平均支出を差し引くと毎月約5万円の赤字となり、30年間では2,000万円が不足するといわれています。[注2]

特に日本女性の場合、平均寿命が87.74年と、男性の81.64年より約6年も長いため[注3]、老後にはより多くの資産が必要と考えられています。

アパート経営には定年退職という概念が存在せず、いわゆるシニア世代になっても経営を継続していけるので、老後になっても安定した不労所得を得ることができるのです。

アパートの修繕費やメンテナンス費などは別途発生しますが、30代からアパート経営を開始した場合、老後にはローンも完済しているため、可処分所得はむしろ30代の頃よりアップしているはずです。

人生100年時代といわれる現代において、老後まで安定した収入を確保できるアパート経営は、第二の人生の資金づくりに適した方法といえます。

[注2]金融庁:金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」P16

[注3]厚生労働省:令和2年簡易生命表の概況 主な年齢の平均余命

30代女性がアパート経営を始める際に押さえておきたいポイント・注意点

アパート経営だけに限らず、投資商品には少なからずリスクがともないます。なるべくローリスクで資産運用できるよう、30代女性がアパート経営を始める際に押さえておきたいポイントや注意点を4つご紹介します。

1. 入念なシミュレーションを行う

アパート経営を成功させるためには、事前の収支シミュレーションが必要不可欠です。

いくらの物件を購入し、毎年どのくらいの家賃収入を得られれば経営が成り立つか。毎月無理なく返済するには、どのくらいの自己資金と融資が必要で、何年のローンを組むべきか……などを入念にシミュレーションしておけば、アパート経営を始めるときの失敗リスクを軽減することができます。

特に月々のローンの返済計画は非常に重要で、返済が滞ると物件を競売にかけられてしまうおそれがありますので、無理のない計画を立てることが大切です。

なお、収支シミュレーションを行う際は、満室時の想定年収だけでなく、想定空室率や諸経費率も考慮に入れて計算しましょう。

インターネット上には、必要な情報を入力すれば簡単に収支シミュレーションを行えるサイトやツールがありますので、積極的に活用することをおすすめします。

2. アパート経営の知識を学ぶ

アパート経営は株式やFXに比べると手間や時間のかからない投資方法と説明しましたが、まったく知識のないまま経営しようとすると、失敗のリスクが高くなります。

特に注意したいのは不動産投資を持ちかける悪徳業者の存在です。

相手に進められるがままに物件を契約すると、思うように収益が伸びずに破綻してしまう可能性があります。

アパート経営の知識は、書籍やインターネットのほか、セミナーなどでも学ぶことができますので、休みの日などを活用して最低限の基礎知識を習得するようにしましょう。

経営の知識はアパート経営を始めた後も、資金繰りや入居者の募集、修繕計画の立案などさまざまなシーンで役立ちますので、勉強しておいて損はありません。

3. 初期投資額が少ない物件からスタートする

30代女性の収入は20代に比べて安定しているものの、いきなり多額のローンを組むと月々の返済負担が大きくなってしまいます。

短期間で経営を軌道に乗せないと、負債が膨れあがって収拾が付かなくなるおそれがありますので、最初のうちは初期投資額が少ない物件からスタートした方が安心です。

たとえば、都心ではなく郊外の物件を選ぶ、新築ではなく中古の物件を選ぶ、などが挙げられます。

あまり立地が良くないと空室リスクが高くなりますが、周辺のリサーチやマーケティングをしっかり行い、ニーズとマッチした物件を選べば、駅チカ物件でなくても十分な入居者を確保することは可能です。

経営が軌道に乗ってある程度資金を確保できたら、既存の物件を売却して新しい物件に乗り替えたり、より大きな物件を追加で購入したりして、徐々に規模を大きくしていくとよいでしょう。

4. 信頼できる不動産会社を選ぶ

アパート経営の物件は不動産会社を介して購入するのが一般的ですが、なかには利回りの良くない物件を高く売りつけたり、空室リスクの高い物件を押しつけたりする悪質な業者もいます。

不動産会社とは物件の契約後も長い付き合いになりますので、信頼できる誠実な会社を見極めることが大切です。

注目するポイントは、担当者が親身になって相談に乗ってくれるか、丁寧なシミュレーションを行ってくれるか、疑問や不安に対して納得のいく応対をしてくれるか、不動産投資について豊富な実績があるかどうか、などです。

担当者との相性もありますので、不動産会社を決めるときは必ず対面し、実際に詳しい話を聞いたり、対応の良さを確認したりすることが大切です。

30代女性がアパート経営を始めると、有利に資産形成できる

女性が30代でアパート経営を始めると、融資を受けやすくなるほか、長期投資によるリスク軽減や、ライフステージの変化への対応など、さまざまな面で大きな利点があります。

また、女性ならではの目線で選択・改修した物件は世間からの評判も高く、入居者募集の面でも有利になります。

30代でアパート経営というと「まだ早い」と思われがちです。

しかし、若いうちから不動産投資を行った方が、長期的かつ安定した資産計画を立てやすいです。

「お金のことで将来が心配」「結婚や出産で仕事ができなくなったらどうしよう」といった不安を抱えている方は、前向きにアパート経営を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人:吉田ゆかり
吉田ゆかり

【資格】宅地建物取引士・終活ガイド検定2級を保持

【実績】投資専門の不動産会社でお客さまサポートを4年、これまで100名以上を担当してきました。

間近で成功していく人・失敗していく人を見るうちに、不動産投資では「知識」こそが、勝敗を左右すると実感。知識がないために失敗する人を減らし、さらには『不動産業者=怪しい・怖い・ウソつき』という方程式をぶっ壊すべく、業界に身を置くからこそ知れる不動産投資のリスクやノウハウを発信しています。

また、私自身も物件取得に向けて、情報収集と貯金に励むプレオーナー。ゆくゆくは、実際に物件を購入するまでの流れや、赤裸々な収支なんかも公開していきます!

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